横浜老舗カレー店「アルペンジロー」本店・元町店の絶品カレーをご紹介!
はじめに
横浜の有名カレー店「アルペンジロー」はご存じでしょうか。
本店と元町店の2店舗あり、
元町店はみなとみらい線「元町中華街駅」3番口より徒歩30秒の場所にあります。
今回は本店・元町店をそれぞれ訪問してカレーを食べに行きましたので、
味の感想と共にご紹介いたします。
アルペンジローの歴史
アルペンジローは尾瀬戸倉のスキー場で宿泊ロッジとして始まり、1985年横浜市中区の弥生町の地で老舗カレー店としてオープン。
地元民だけでなく、日本全国・世界各国からもここでしか味わえないカレーを求めに来る人がいるほど有名店になりました。
現在は食べログ百名店にも選ばれています。
カレーのこだわり
ルー
小麦粉を一切使用しないスープ状のさらさらタイプ。
14種類のスパイスを使ったインド料理のベースに秘伝の出汁を加え、
煮込みに丸2日冬眠といわれる作業を2日続け角の取れた独特のまろみと旨みを出しています。
具材
鶏肉・豚肉・牛肉の大きなブロックを贅沢に鉄板で焼き上げ、熱々のままカレーに添えます。
ゴロッと大きなジャガイモ・ニンジン・インゲン豆が野菜のトッピング。
柔らかくて甘い人参はグラッセにしてお子様でも召し上がりやすいです。
お米
環境省・名水百選にも選ばれた栃木県の尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)を水源とする「杉山ファーム」のコシヒカリを使用。
スープと絡めると口の中で丁度良い水分量になるよう絶妙に炊きあげています。
アルペンジロー本店
アルペンジロー本店は1985年に横浜の地で生まれ、2017年4月20日にリニューアルオープンしました。
現在はメジャーになったスープカレーもオープン当初はまだ珍しく、斬新な料理でした。
最初は知る人ぞ知る小さなお店でしたが、テレビの取材が入ると電話の回線がパンクし、連日行列ができるほどの人気店となったそうです。
入口入ってすぐ席です。
新しく生まれ変わった店舗は席数が全部で34席あり、カウンターが12席、テーブルも24席に増え、広々となりました。
店内は山小屋をイメージしており、木でできたテーブルと椅子に温かみを感じます。
奥の席はシックでレトロな雰囲気が漂っています。
カウンター席の真ん中には厨房があり、カレーに乗せるお肉を鉄板で豪快に焼いている姿を見ることができます。
今回は「横浜やまゆり豚」のスープカレーを選びました。
熱々の鉄板の上に贅沢なやまゆり豚、ごろっと大きな人参、じゃがいも、いんげんが添えられていました。
ご飯は飯盒に入っていて、キャンプ気分を味わうことができます。
前菜のサラダです。
パプリカ、たまご、ミニトマト、レモンなどが入っていて、彩り鮮やかで女性には嬉しいサイズでした。
キウイのラッシーも頼んでみました。
アルペンジローと書かれた瓶がお洒落です。
辛さは6段階から選ぶことができ、エベレスト、アイガーなど世界の名峰の山の高さで表現されているところが特徴です。
家庭のカレーの中辛はアイガー(中級)、辛口はエベレスト(上級)とのことで
私は辛口が好きなのでエベレストにしてみました。
ソテー感を含めた、焙煎系の味わいを加味したカレー味は想像したよりも辛かったですが、スパイスが鼻に抜けてとても美味しくいただくことができました。
ごろごろの大きめの野菜はしっかり煮込んであり、柔らかくて食べやすかったです。
アルペンジロー元町店
アルペンジロー元町店は2017年3月25日(土)オープン。
シックでレトロな店内の本店に対して、明るくカフェのような内装になっています。
席は入口そばのテラスに2人掛けテーブル2つ、カウンター5席(実質座れるのは2席)、2人掛けテーブル8つの全25席で本店よりはこじんまりとしています。
テラス席もあり、ペットも可なので犬の散歩の途中に寄る方も多くいらっしゃるそうです🐶
お店のカウンターです。
カウンターには明るくて気さくな女性店長さんが一人で料理を作っていて、お店の歴史や特徴など沢山教えてくれました。
ブログのために写真を撮っていいか尋ねたところ、快く承諾してくださいました。
「写真を撮られる方はお店の前の丸い看板をよく撮られていますよ!」
「駐車場にある辛さの山のイラストもぜひ撮っていってくださいね!」とお声かけしてくださったのでお言葉に甘えて撮影しました📸
お店の外にある食券販売機で食券を購入するシステムになっています。
「野菜カリー」¥1,100
「キーマカツカレー」¥1,100
を選びました。
味の辛さは本店と同じく山の高さ別になっており、天国にチャレンジしてみたいところでしたが今回は本店と同じくエベレストにしてみました。
キーマカツカレーです。
ミニサラダもセットに付いていました。
スパイスのきいた奥深いコクのあるルーで、大きくてサクサクのカツ、ホクホクの野菜が一皿に乗っていて美味しくいただくことができました。
本店のエベレストの辛さはだいぶ辛く感じましたが、こちらの辛さは本店よりマイルドで食べやすかったです。
野菜スープカレーです。
パプリカ、ナス、人参、じゃがいも、ブロッコリーなど彩り鮮やかの大きな野菜が沢山入っていてヘルシーな一品です。
ライスはお洒落な陶器の器に入っていて、食べ方はそのまま食べてもよし、お皿に盛ってもよしとのことでした。
肝心のルーのお味はスパイスが効いていて、北海道のスープカレーとはまた違い味が濃くじっくり時間をかけて作っているのを感じられました。
店内にはドリンクコーナーがあり、コーヒーと紅茶(ホット、アイス)
がフリードリンクになっているのもまた嬉しかったです。
帰りに店長さんが「良かったらドリンク入れて飲みながら帰ってね!」とお声かけしてくださいました。
元町店はモーニングもあり、モーニングのカレーセットはなんと500円!
パンとジャムは自家製でフリードリンクもあり、これを目当てに来るお客様も多いのだそう。
ワンコインでこのボリュームは魅力的ですね。
アルペンフィッシュバーガーとアルペンチキンバーガーも気になるので今度はモーニングでぜひお邪魔してみたいと思います。
オンラインショップ
アルペンジローのカレーは公式サイトで購入することもできます。
アルペンジローの本物の味を、ご自宅でも再現いただけるよう研究を重ね、ルーはもちろん、ステーキも店舗でご提供しているそのままの完成度で付け合わせの野菜と共に、クール(冷凍)便で配達してもらえます。
地方で横浜まで足を運びずらい方も全国どこにでも届くのでご家庭でアルペンジローのカレーを味わうことができるので、とてもありがたいですね。
まとめ
横浜の老舗カレー店、アルペンジローをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。
スパイスのきいた濃厚なルー、尚仁沢を水源とした杉山ファームのコシヒカリ、大きなブロック肉と野菜が拘りのアルペンジローのカレー。
横浜のみならずぜひ多くの方に召し上がっていただきたいです。
店舗情報
アルペンジロー 本店
■所在地
〒231-0058
神奈川県横浜市中区弥生町3-26
■交通
「伊勢佐木長者町駅」徒歩6分
「阪東橋駅」徒歩5分
■営業時間
ランチ 11:00〜15:00 (LO 14:30)
ディナー 17:00〜20:00 (LO 19:30)
アルコール提供20:30まで
月曜定休(月曜祝日の場合、翌火曜休み)
※緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用期間は、ディナーの時間変更あり。
■電話番号
045-261-4307
アルペンジロー 元町店
■ 所在地
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町100
■交通
「元町中華街駅」3番口より徒歩30秒
■営業時間
モーニング 7:00〜10:00
ランチ 11:30-16:30(LO:16:00)
月曜定休(月曜祝日の場合、翌火曜休み)
■電話番号
045-212-1880
アルペンジロー公式サイト:https://www.alpinjiro.jp/